こんにちは!plumです。

学校給食の仕事を始めたけど仕事が覚えられなくて全然うまくかない…。
今回はこんな方のために『学校給食の仕事が覚えられない人へのアドバイス』をお送りしていきます。
学校給食の仕事は覚えることが多く大変だと思いますが、自分を責めすぎる必要はありません。
この記事を参考に仕事の覚え方や心構えについて1つ1つ整理をしていけば、落ち着いて仕事ができるようになり一ヶ月後には大きく変わっているはずです。
今は踏ん張り時かもしれませんが、とにかく無理だけはしすぎないよう自分のペースで給食調理の仕事をやっていきましょう。
学校給食の仕事が覚えられない人の特徴
学校給食の仕事は、材料の仕込み・調理手順・機械の操作・衛生管理など、覚えることがとても多いです。
しかし、私はこれまで「もう歳だから覚えられないわぁ」と言いつつも仕事を覚えてこなしてきた給食のおばちゃん達を何人も見てきました。
覚えることが多いのも事実ですが、それだけが覚えられない理由ではないはずです。
まずは仕事のやり方や仕事中に感じていることを思い出してみて、これからご紹介する「学校給食の仕事が覚えられない人の特徴」に当てはまるものがないか見ていきましょう。
メモを取らない
学校給食の仕事に限った話ではないですが、仕事を覚えられない人はメモを取っていない場合があります。
メモを取ることには以下のようなメリットがあります。
- 同じ質問を何度も繰り返してしまい叱られるという事を防ぐ
- 見返すことで自分の覚えていない箇所がわかる
- 前向きな姿勢を見せれる
- 持っておくと安心する
メモを取るのは面倒かもしれませんが、覚える事の多い学校給食の仕事を覚えていくためにはメモを取る習慣をつけましょう。
しかし給食の仕事では、衛生管理上調理室にメモ帳やペンを持ち込むことが禁止となっている場合もあるので、メモを取るときは事前に確認をしておきましょう。
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復習をしていない
ただ単にメモを取って満足したり、何も考えずに言われたことをやっているだけではなかなか仕事は覚えられません。
人間はその日に覚えたことの70%を忘れてしまうと言われており、その記憶を定着させるには復習が効果的だとされています。
休憩時間や仕事の後などにメモを見返したり仕事を振り返ってみることで、記憶を定着させたり、自分がどの作業を理解していないか明確にすることができます。
覚える事の優先順位を付けられない
学校給食の仕事は覚える事が多いため、優先順位を付けて効率よく覚えていくことも大切です。
優先順位がわからない方は、その作業を疎かにした場合どうなるかを考えてみてください。
例えば
- 殺菌や消毒の作業を忘れてしまった⇒最悪の場合食中毒が発生
- 野菜の切り方を忘れた⇒少々の時間ロス
このように給食調理の仕事の中でも重要度の高い作業は何か理解しておくと、覚える事の優先順位がわかってきます。
教えてもらったこと全てを一気に覚えようとせず、自分の覚えられる範囲で優先順位の高いものから順に覚えていきましょう。
常に焦りやミスへの恐れがある
学校給食の仕事は給食を届ける時間が決まっているためスピードを求められることがあります。
まだ仕事が十分にできない新人のうちはただでさえ不安なため、さらに急かされるとミスも連発してしまい仕事を覚える余裕などなくなってしまいます。
しかし、新人の調理員がやるべきことはまず”仕事を覚える事”です。
ミスをしたりスムーズに仕事ができないのは当たり前、しっかり仕事を覚えるためにも気にしすぎないようにしましょう。
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職場環境が原因で給食の仕事が覚えられないことも
給食の仕事が覚えられないのは職場の環境に問題があることもあります。
- 新人へ向けたマニュアルがない
- 教える人がバラバラ(教える内容も統一されていない)
- 人間関係に問題がある(いじめ、誤った指導方法)
- 作業量が多すぎる
私は研修の際に他の給食センターの方と何度も交流をしたことがあるのですが、上記のような話をよく聞きます。
このような環境では給食の仕事が覚えられないのも幾分仕方のないことだと思います。
どうしても無理そうなら仕事について考え直そう
職場環境に問題があると感じても、結局のところどうするかはあなた次第です。
もしこれを読んでいるあなたが「給食の仕事が覚えられない…」と自分を追い詰めて心身共に限界がきているのならば、いっそのこと別の仕事に変えてみるのもありです。
”頑張る”と”無理をする”を履き違わないようにしましょう。
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学校給食の仕事が覚えられない人への3つのアドバイス
学校給食の仕事が覚えられない方へ、指導の経験もある私から3つのアドバイスを送ります。
これを読んで給食の仕事に悩むあなたが少しでも前向きに慣れたら嬉しいです。
そもそもすぐに覚えられるような仕事ではない
学校給食の仕事が覚えられないと悩んでいる方は焦る必要ありません。
そもそも学校給食の仕事は毎日献立が変わるため仕事が覚えにくく、持ち場をローテーションする職場では日ごと週ごとにガラッと作業内容が変わるなんてこともあります。
給食の仕事(指導)をしてきた私の経験からすると、大まかに全体を把握できるようになるまで1年くらいはかかると思っています。
そこから細かいところまで覚えて余裕が出てくるのは早くて2年目くらいでしょう。
自分は覚えるのが遅いと感じている方は、先輩調理員に新人の頃の話を聞いてみてください。
もしかしたら意外と自分は仕事ができている方かもしれませんよ?
遠慮せずしつこく質問・確認した方が良い
学校給食の仕事は子供たちに「安心安全で美味しい給食を届けること」です。
さらに時間との勝負でもあるので、仕事中(特に午前の調理業務)のミスはほとんど許されません。
給食の仕事を覚えられない人は、「忙しそうだから聞きにくいなぁ…」と質問や確認をするのを遠慮してしまうかもしれませんが、他の調理員からしたらミスをするよりその都度確認してもらった方がありがたいです。
忙しい時間帯は嫌な顔をされるときもあるかもしれませんが、自分のミスで大惨事になるよりマシだと思って遠慮せずバンバン声をかけましょう。
なぜそうするのか理由まで知る
物事を覚えるには「なぜそうなるのか」という理由まで考えることが大事です。
特に給食の仕事で覚えられない作業内容の一つに調理機器の操作がありますが、まさに
これが当てはまります。
「電源スイッチを押してこのバルブをひねって次にこのスイッチを押してこれをセットして…」
このようにそのスイッチが何のスイッチなのか、そのバルブは何のために開くのかなど、理由を理解しないままただ言われた通りの手順を覚えるのでは記憶も定着しずらく応用も効きません。
数学の方程式を覚えるのと同じで、自分の中で「だからこうするのか」と理由まで納得することが大切です。
- 作業内容を覚えやすくなる
- トラブルが起きても応用が利く
- 手順を忘れても理由を考えれば思い出せる
まとめ
学校給食の仕事は覚えることも多く大変だと思いますが、料理を覚えたり、美味しい給食が食べれたりと、メリットもあります。
特にお子さんのいる方は、学校に合わせた休日のため子供と同じ日に休めるというのは大きな魅力だと思います。
今回お話したことを参考に、あとは覚えようという意思さえあればきっと立派な調理員になれます。
たまには息抜きをしながら一つ一つ積み重ねて頑張っていきましょう。