こんにちは!plumです。

最近頭皮がピリピリして痛い…。このまま放置すると悪化するだろうし抜け毛になったりしないか心配だなぁ…。
今回はこのような方に向けて記事をご用意しました。
抜け毛やかゆみなど頭皮に関する悩みをお持ちの方は多いと思いますが、痛みがあると病気を心配したりより不安になりますよね。
本記事では『頭皮がピリピリして痛い原因』について詳しくご紹介してあります。
予防法や抜け毛との関係などもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
頭皮がピリピリ痛い原因とは
頭皮がピリピリと痛いときは、シャンプーや育毛剤など日常的なことが原因となっている場合、もしくは脂漏性皮膚炎や帯状疱疹などの病気が原因となっている可能性があります。
いずれにしても放置すると悪化する一方ですので、早めに原因を突き止め対策をしましょう。
頭皮に痛みが生じる可能性のある9つの頭皮トラブル
頭皮に痛みが生じる可能性のある9つの頭皮トラブルをご紹介していきます。
病気を疑う前にまずは自分の日常生活や習慣に原因がないか考えてみましょう。
①ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや生活習慣の乱れは頭皮へ4つの悪影響を与えます。
- 血行の悪化
- 自律神経の乱れ
- ホルモンバランスが崩れる
- 亜鉛が不足する
それぞれについては次に詳しく説明していきます。
血行の悪化
ストレスが溜まると血管が収縮し頭皮の血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると頭皮が固くなり髪を引っ張られているようなつっぱり感を引き起こしたり、十分な栄養が行き渡らなくなり頭皮環境の悪化に繋がります。
自律神経の乱れ
過剰なストレスを受けたり睡眠不足が続くと、交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)のバランス、つまり自律神経のバランスが乱れます。
自律神経が乱れると血行が悪くなり頭が凝って固くなるだけでなく、脳も酸欠状態となり心身の疲労感や不調を引き起こします。
ホルモンバランスの崩れ
女性の場合はホルモンバランスが乱れ女性ホルモンが減少することで免疫力が低下し、少しの刺激でも頭皮にかゆみやピリピリとした痛みを引き起こすことがあります。
男性の場合は男性ホルモンが増加することで皮脂分泌量が過剰になり、かゆみや湿性のフケ、炎症を引き起こしてしまうことがあります。
亜鉛の不足
ストレスを感じると体に悪影響な「活性酸素」が排出され、頭皮のターンオーバーの乱れや潤い不足を引き起こします。
これを除去してくれるのが亜鉛なのですが、ストレスが続くと次第に亜鉛も不足してきます。
亜鉛は皮膚や毛髪のたんぱく質合成にも関わっているため、不足すると皮膚炎や抜け毛を引き起こしてしまうのです。
②紫外線によるダメージ
頭皮も肌と同じように紫外線のダメージを受けます。
頭皮の痛みが発生した日以前に長時間外出した心当たりのある方は、紫外線によるダメージを受けてしまっているかもしれません。
紫外線によるダメージは帽子やUVカットスプレーなどで普段から対策するよう心掛けましょう。
③シャンプ-のすすぎ残し
シャンプーのすすぎ残しは毛穴を詰まらせニキビや炎症を引き起こし、頭皮が痛む原因を作ります。
すすぎはぬるま湯で2分を目安にしっかり根元をマッサージしながら丁寧にすすぎましょう。
④ドライヤーの熱によるダメージ
ドライヤーを頭皮に近づけすぎたりドライヤーの時間が長すぎたりすると、頭皮が乾燥しダメージを受けて痛みを伴うことがあります。
また、頭皮だけでなく髪も同じようにダメージを受け傷んでしまいます。
ドライヤーの前はタオルドライをしっかりしてなるべく時間を短くするようにしたり、乾かした後は最後に冷風を当てて頭皮と毛髪の温度を冷ましてあげましょう。
⑤ヘアカラーによる刺激
ヘアカラー剤に含まれる過酸化水素は頭皮に刺激を与え、肌が敏感な方は接触性皮膚炎によりピリピリとした痛みを伴います。
また、カラー後数日経ってから痛みや腫れの症状が出てくる場合もあり、このような場合はアレルギー性皮膚炎の可能性が高いです。
いずれにせよすぐにヘアカラーを中止し、医師の診断を受けましょう。
⑥へアケア商品が合っていない
シャンプーやリンス、育毛剤などが肌に合っていないと、頭皮を刺激したり潤いを奪ってしまいます。
脂性肌や乾燥肌など頭皮の肌質は人によって異なるため、自分の肌質をしっかり見極めたうえでヘアケア商品は選びましょう。
頭皮の状態や肌質は、サロンの無料体験を利用すればタダで調べることができるうえに、専門家の話を聞くことができます。
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⑦頭皮に傷が付いている
髪に覆われている頭皮は傷が付いていても見つけにくい場所です。
かゆくて頭を掻きむしってしまったり、シャンプーの時に指を立ててゴシゴシ洗っている方は、細かい傷がついてそこから細菌が感染して炎症を起こしているか可能性があります。
⑧気温や気候の変化
気温の変化により汗腺の働きが活発になったり頭皮が乾燥したりすると、皮脂分泌量が増え、結果として頭皮に炎症を起こすこととなります。
また、強風により飛んできた花粉や黄砂が頭皮に付着すると、アレルギー反応を起こすこともあります。
⑨アレルギー症状
花粉や食品など特定の化学物質や刺激物によってアレルギー反応を示しかゆみや湿疹、酷い場合は痛みを伴うことがあります。
アレルギーの場合は顔や首周りなど頭皮以外にも影響が出ていることが多いため、そのような症状のある方は一度病院を受診しましょう。
頭皮に痛みが生じる可能性のある4つの病気
頭皮に痛みが生じる可能性のある4つの病気をご紹介していきます。
もしかしたらと疑いのあるときはすぐに病気で見てもらいましょう。
①脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌し、かゆみや湿性のフケなどを引き起こす病気です。
乳幼児は自然に治ることもありますが、成人の場合は自然に治ることは難しく、病院で適切な処置を受けても完治するには時間がかかります。
脂っこい食事や睡眠不足など、生活習慣の乱れが原因になるため、規則正しい生活を心がけ頭皮を清潔に保ちましょう。
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②毛嚢炎(毛包炎)
毛嚢炎は小さな傷口から黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌と呼ばれる細菌が感染することで発症します。
また、塩素処理が不十分な入浴施設などに入り、緑膿菌が感染することで発症することもあります。
症状としては毛穴を中心に赤みをともない、膿を持った吹き出物がみられます。
酷い場合は広範囲に広がったり、しこりのように固くなり、痛みや熱感を伴います。
症状が軽度な場合は頭皮を清潔に保つことで治りますが、酷い場合は抗菌薬の外用や内服が必要となります。
③帯状疱疹
帯状疱疹は、身体の中に潜んでいる水痘・帯状疱疹ウイルスが加齢やストレスなど免疫力の低下によって活動を始めることで発症します。
症状はしびれやかゆみ、ピリピリとした痛みから始まり、悪化すると水膨れを伴う帯状の赤い発疹があらわれ眠れないほどの痛みが続きます。
特に首から上の帯状疱疹は、重症の場合失明や麻痺、難聴を引き起こす可能性もあるため、気づいたらすぐに医療機関を受診しましょう。
④自律神経障害
更年期の女性の場合、自律神経障害による血行不良で頭皮が痛くなるということが多く見られます。
髪を引っ張られているような違和感や、分け目を変えるときに痛みを感じる場合は頭皮の血行が悪くなっているサインです。
なるべくストレスを溜めない生活を送るよう心掛け、血行をよくするために痛くない程度の優しいマッサージ行うと良いです。
頭皮の痛みを予防する方法
頭皮が痛くなる原因をご紹介しましたが、これらを予防するためにはどれも以下の4点を守ることが大切です。
- 頭皮を清潔に保つ
- 自分に合ったヘアケア商品を使う
- 生活習慣を整える
- 刺激を避ける
頭皮が痛む原因となる頭皮トラブルや病気は、土台となる頭皮を健康に保っていれば防ぐことができます。
また、もしそうなってしまっても頭皮環境を整えるよう努めることで回復を早め再発も防ぐことができます。
病院から勧められた治療法だけでなく、食事や頭皮ケアなど毎日の習慣から見直し同時進行で改善を目指しましょう。
まずは自分の頭皮の状態は知ることが大切
頭皮は鏡を使ってもなかなか自分で見ることが難しく、肌質も素人でははっきりと判断することは難しいです。
頭皮チェックは専門クリニックやサロンなどで行えますが、そこそこの料金がかかるため、頭皮チェックをしてもらうだけならサロンの無料体験を利用するのがおすすめです。
頭皮チェックをしてもらうと自分の肌質に合ったシャンプーを選ぶことができるようになるため、色んなシャンプーを試したり、あれこれ悩む必要がなくなります。
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頭皮が痛いと抜け毛になる?
頭皮が痛いからといって必ずしも抜け毛になるということはありません。
しかし、頭皮が痛むということは少なからず頭皮環境が悪化しているということですので、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)になる可能性はあります。
抜け毛は放置すると進行していく一方ですので早めに対策をとりましょう。

まとめ
頭皮が痛む原因は、外傷やアレルギーなど様々なことから考えられます。
そこまで痛くないからと放置すると、治療にも時間がかかり抜け毛や他の病気にも繋がりかねません。
早めの処置を行い、自分でできる頭皮環境の改善もやっていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
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